就活中、私はOB・OG訪問で10人以上の社会人に会いました。
正確に何人だったかは、正直もう覚えていません。
ただ、少なくとも10人は超えていたと思います。
これだけの人数に会っていると、
毎回同じような質問を繰り返していたことに、今になって気づきます。
就活関連の記事では「OB訪問をした方がいい」とはよく言われますが、
「会って、何を聞くか」まで踏み込んだ話はあまり見かけません。
会う人数を増やすことばかりに意識が向いていて、
質問の中身そのものを見直す機会はあまりなかったように思います。
この記事では、当時実際に何を聞いていたか、
そして今振り返って「これを聞いておけばよかった」と思っている質問について、正直に書きます。
実録:当時、実際に聞いていた質問
覚えている範囲で書くと、OB・OG訪問のたびに、ほぼ確実に聞いていた質問が2つあります。
- 就活の進め方についてのアドバイス
- その会社でのキャリアパスについて
この2つは、誰に会っても必ずといっていいほど聞いていました。
当時の自分にとって、選考を有利に進めるための情報を集めることが最優先だったので、
自然とこの2つに質問が偏っていたんだと思います。
10人以上に会いながら、聞く内容の幅自体はほとんど広がっていなかったということでもあります。
「聞いてよかった」と思う質問
中でも一番効果があったと感じているのは、
「就職活動の進め方」を、現役の社員ではなく内定者(自分に近い立場の、社会人になりたての先輩)
に聞いたことです。
現役社員よりも内定者の方が就活の記憶が新しく、
実際に効果のあったやり方や、逆に失敗した部分まで具体的に教えてもらえました。
同じ「つい最近まで就活生だった側」の視点で話を聞けたことが、
当時の自分には一番参考になりました。
誰に聞くかによって、同じ質問でも返ってくる答えの質が変わるのだと思います。
「就活の進め方」という質問自体はありふれたものですが、聞く相手を内定者に絞ったことで、
当時の自分にとって一番使える情報に変わりました。
質問の中身だけでなく、誰に聞くかも合わせて考える価値があると感じています。
「聞いておけばよかった」と後悔している質問
一方で、今振り返って一番後悔しているのは、
働く上で苦労していること・会社の制度面で苦労していることを、
当時ほとんど聞いていなかったことです。
就活のアドバイスやキャリアパスの話は、言ってしまえば
「うまくいっている話」を聞くことに近いです。
でも、実際に働き始めてから直面するのは、
うまくいっていない部分や、入社前には見えていなかった制度面での苦労の方でした。
当時の自分は、選考を有利に進めるための情報ばかりを集めていて、
「実際に働くとはどういうことか」を掘り下げて聞く質問が、
そもそも頭になかったんだと思います。会って話を聞くこと自体はできていたのに、
質問の中身が選考対策に偏っていた。もったいなかったと感じています。
10人以上に会う時間と機会があったのに、
聞く内容が毎回似たようなものに寄っていたのは、単純にもったいなかったと今は思います。
会う人数を増やすより先に、聞く質問の幅を広げておくべきでした。
「うまくいっている話」ばかりを集めても、
実際に働き始めてから直面する苦労には備えられなかったというのが、正直な実感です。
受ける側になって感じたこと
内定者になった今、私自身もOB訪問を受ける側になりました。
ただ、現状はまだ面接練習の相談を受けたことがあるだけで、
それ以外の相談はまだ受けていません。
この立場からの実感については、
また経験が増えたら別の記事で書きたいと思います。
まとめ:OB訪問で聞くべき質問リスト
自分の実体験を整理すると、OB訪問で聞くべき質問は次の3つに集約されると思います。
- 就活の進め方(特に内定者に聞くと、実感のこもった答えが返ってきやすい)
- その会社でのキャリアパス
- 働く上で・会社の制度面で苦労していること
1と2は、当時の自分も聞けていました。
誰に会っても自然と聞けていたくらいなので、意識しなくても抜けにくい質問だと思います。
ただ、3が完全に抜け落ちていたことが、
今になって一番の後悔です。
意識して聞きにいかない限り、自分からは出てこない質問でした。
これからOB・OG訪問をする方には、「うまくいっている話」だけでなく、
「苦労している話」まで聞いてみることをおすすめします。
私自身、当時はそこまで頭が回っていませんでしたが、
聞いておくべきだったと今は思っています。
会う人数を増やすことと同じくらい、
聞く質問の中身を意識しておくことも大事だと、10人以上に会ってから振り返って感じています。
OB・OG訪問は、大学のつてがなくても、
マッチングサービスを使えば実現できます。
私はMatcher(マッチャー)を使っていました。



コメント