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持ち駒が、ゼロになった。
いまこの記事を読んでいるあなたは、たぶん今日、最後の1社からお祈りメールを受け取った人だと思います。
先に言わせてください。持ち駒全滅は、就活の終わりではありません。 私は偏差値50に届かないFラン大学で、30社連敗して持ち駒がゼロになった時期があります。そこから立て直して、最終的に内定は10社。行き先を選ぶ側で就活を終えました。
この記事は、あの夜の自分に渡したかった「立て直しの手順書」です。精神論は最小限にして、明日から何をするかだけを書きます。
先に正直に:私の「全滅」について
私の持ち駒全滅は、大学3年の夏でした。選考あり・優遇ありの夏インターンに約30社応募して、ほぼ全滅。選考はESのみだったので、書類だけで20社以上に切られた計算です。
本選考での全滅とは時期が違います。でも、「受けられる企業がゼロになった」絶望と、そこからの立て直し手順は同じでした。だからこの記事は、夏に全滅した人にも、本選考で全滅した人にも使えるように書きます。
今夜やることは、1つだけ
今夜は、何も応募しないでください。
全滅した夜に焦って出すESは、精度が最低の状態で書かれます。私は夏の前半、精度が低いまま数を打って連敗を伸ばしました。今夜は風呂に入って寝る。立て直しは明日からです。
(どうしても手を動かしたいなら、この記事をブックマークして、明日やることをメモするところまで。)
ステップ1:持ち駒を補充する(3つのルート)
明日からまずやるのは、原因分析ではなく補充です。持ち駒ゼロの状態は、1社落ちるたびにメンタルが削られる「残機ゼロ」状態。先に受け皿を作ります。
ルート① スカウト型サイト(私が実際に使った方法)
私が持ち駒を絶やさなかった一番の仕組みは、逆求人(スカウト型)サイトでした。プロフィールを登録しておくと企業側からスカウトが届くので、自分が落ち続けている間も、向こうから持ち駒が補充されていく構造になります。
私の場合は週3通ペースでスカウトが届き、スカウト経由の選考で内定まで取れました(詳しくはOfferBoxの本音レビューで書いています)。全滅した直後の「どこにも必要とされていない感覚」に、「会いたい」というスカウトが効くのは、メンタル面でも大きかったです。
私が使っていたスカウト型サイトは2つです。
OfferBoxをメインにプロフィールを作り込み、キミスカはスカウトをくれた企業の話を聞きに行く
窓口として併用していました。どちらも「登録した瞬間から、企業側が動いてくれる」仕組みなので、持ち駒ゼロからの補充手段として最初に動かすべきルートだと思っています。
ルート② まだ募集している企業を探し直す
ナビサイトを「これから応募できる企業」で絞り直します。
通年採用・秋採用・二次募集は、あなたが思っているよりあります。
大手の子会社・BtoB企業は狙い目です(知名度が低いだけで倍率が下がります)。
ルート③ 就活エージェント
正直に書くと、私はエージェントは使いませんでした(スカウト型で足りたからです)。
ただ、「最速で持ち駒を積む」という一点では、面談した日から企業を紹介してもらえるエージェントが一番速いのも事実です。
スカウト型と違ってプロフィールを書き込む必要がなく、話すだけで始まります。
ステップ2:落ちた原因を「1つだけ」直す
補充と並行して、原因を直します。ポイントは全部直そうとしないこと。切り分けは単純です。
- 書類で落ちている
→ ESの精度が原因。私はこれでした。やったのは「落ちるたびに書き直す」こと。
1回書いて使い回したESは、落ち続けます。自己PRは、きれいな実績ではなく
「コンプレックスや失敗から何を考えて何をしたか」に書き換えたときから通過率が変わりました - 面接で落ちている
→ 場数不足が原因。私は志望度の低い企業の選考を「練習台」にして、
本命の前に本番慣れを済ませました。スカウト経由の面接は実戦練習の場としても使えます
ステップ3:メンタルの守り方
立て直し期にメンタルが折れたら終わりなので、これも手順に入れます。私がやっていたのは1つだけです。
「気にせず、やれることをやる」以外の選択肢を持たない。
落ちた理由を学歴のせいにすると楽になりますが、思考が止まります。逆に自分を責めすぎても手が止まります。どちらも「今日やること」には関係ありません。今日のESを1本直す。今日のスカウトに1通返信する。それだけを見る。
あと、周りと比べるのは全滅期には毒です。友人の内定報告がつらかった話は、別の記事で書きます。
私はこうなった
- 夏:30社連敗、持ち駒ゼロ
- 立て直し:スカウトで補充しながら、ESを書き直し続け、面接を実戦で鍛えた
- 秋〜冬:夏に通った数社のインターンから早期選考へ
- 3年生の1月〜2月:最初の内定。最終的に内定10社
全滅は、就活の途中経過でした。いま振り返れば「精度を上げるきっかけをくれた期間」ですが、当時はそんなふうに思えなかったので、この記事ではきれいごとは書きませんでした。
私の就活の全体像は、こちらから。




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