学歴で、諦めなくていい。

偏差値50弱から大手内定10社。失敗も全部、実体験で書いています。

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就活物語を振り返ってみた【地方大学から大手を目指した1年間の記録】

大学時代の就職活動について、当時書いていた記録をもとに振り返ってみます。ノウハウよりも、当時の自分のリアルな気持ちと動きをそのまま残しておきたいというエッセイです。

先輩みたいにはならない──就活を始めたきっかけ

大学3年生のとき、就職活動の講義があった。登壇するのは先生と、本学の内定者たちだった。

その方々を見て思ったことがある。「俺はあんな風になりたくない」と。会社説明会は2社、内定先は先に内定をもらった会社。社員訪問は0人。ガクチカは強かったけど、就活の動きは自分が調べていた基準を大きく下回っていた。

こう考えたのは、就活系のコンテンツを見ていたことで「インターンシップが選考に有利」「内定が出てもより良い企業を受け続ける」といった目安をある程度理解していたからだ。それと真逆の動きをしている先輩の姿に、正直驚いた。

「あんな先輩にはならない」と強く決心した瞬間、自分の大学から出たことのない企業に挑戦しようと思った。大手に内定して、自分の人生を変えてやろう。それが当時のモチベーションだった。軸やこだわり、勤務地などは特になく、とにかく人生を良い方向にしてやろうという気持ちで臨んだ。

情報はあるのに、何をすればいいかわからない

サマーインターンの申し込みが始まったが、すぐに壁にぶつかった。キャリアセンターに行っても「まず自分のことを知りましょう」と言われる。ESの書き方も正直よくわからなかった。

そこで取った作戦は「とにかくエントリーする」こと。しかし来るメールは──

  • インターンシップのES選考開始のご案内
  • マイページ登録のお願い
  • セミナーのお願い

「これ、選考に有利になるのか?」と首をかしげながら、それでも登録し続けた。

サマー全滅

「ここのインターンシップを受けよう」そう思いESを提出した。面接まで行ければ御の字くらいに思っていたが、返ってきたのは「今回はインターンシップにお呼びすることができませんでした」という文字だった。

サマーインターン、全滅だった。メールが来るたびに「あ、またか」という気持ちになっていた。それでも止まらず、動き続けた。

救ってくれた2つの存在

諦めずに続けていく中で、流れを変えてくれたものが2つあった。

学校の教授

それまでESはすべて自分で書き、添削をお願いすることなく提出し続けていた。そのため通過できるインターンも限られていた。思い切って先生にお願いしたところ、添削をしてもらえることになり、それからというもの通過率が驚くほど上がった。

内定をくれたインターン企業

「全滅」と書いたが、実際には少しだけ大手にも通っていた。そのインターンでの体験が、自分の軸を見つめ直すきっかけになった。「なぜこの会社なのか」を具体的に語れるようになったのは、ここでの経験があったからだと思っている。

東京という舞台

冬のインターンが一通り落ち着いた頃、早期選考が始まった。インターンシップに参加していたこともあり、早期選考や優秀者限定イベント(実質選考)にそれなりに呼ばれた。

東京での面接が続く中で、選考帰りに感じた感覚が今でも残っている。夜の東京、みんなで飲んだあとの帰り道に「頑張る意味あるんかな」という気持ちが頭をよぎった。田舎から出てきた自分が、一線で戦おうとしていることへの戸惑いだったのかもしれない。

本選考・3つの内定、そして最終面接落ち

3月1日、本選考が解禁になった。この時点ですでに3社から内定をもらっていた。

  • 東京確約の企業
  • 志望業界ではないが、福利厚生がしっかりしているところ
  • 自分の軸に一致していそうなところ

内定が3つあったにも関わらず、6月まで就職活動を続けた。周りは最初笑っていたが、気づけばES添削や自己分析を手伝ってくれていた。そんな友人を今後も大切にしたいと思う。

「行けたらいいな」という企業はもれなく落ちた。熱意が伝わらなかったのと、「受かればいいや」という気持ちがばれたのだろう。一方で、第一志望業界の面接は最終、もしくは内定まで行った。ケース面接(「リーダーシップに必要な要素を3つ挙げて」など)も突破した先の最終面接で、落ちた。

最終的に決めたのは、早期選考で内定を獲得していた企業だった。

就活をやり直せるなら

今振り返って、学年別に伝えたいことを書いておく。

1・2年生へ

とにかく経験をしまくってください。やりたいことがあればすぐやる。やれないならその理由を考え、どうしたらできるかを考える。就活で大事なのは頭の良さでもトーク力でもなく「どんな人なのか」「なぜうちなのか」という問いに答えられる積み重ねです。

3年生へ

経験を増やすのは3年の前期まで。後期は就活に有利になるインターンに参加しまくる。前期で業界問わず幅広くインターン→後期で業界を絞って深く、というイメージです。

振り返って思うこと

自分の就活を振り返ると、「もっと早く動いていれば」という後悔と、「あの経験があったから今がある」という気持ちの両方がある。ノウハウよりも、一人の就活生のリアルとして読んでもらえれば嬉しいです。

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