「自己分析って何をすればいいの?」
「本を読んでもやり方が分からない」
私も最初はそうでした。
自己分析シートを埋めようとしても、きれいな長所しか出てこなくて、
書いていて自分でも嘘くさいと思っていました。
結局、私が使ったのはノート1冊と『メモの魔力』(前田裕二)という本1冊だけです。
特別なツールも、有料の診断も使っていません。
それでも、この自己分析が内定10社の土台になりました。
この記事では、実際にやった手順をそのまま書きます。
もともと自己分析は嫌いじゃなかった
正直に書くと、私は就活のために自己分析を始めたわけではありません。
大学1年生の頃から、自分を振り返るようなことは元々やっていました。
就活で使う自己分析は、その延長線でした。
「就活が始まったから仕方なくやる」より、
「元々好きだったことを就活用に整理する」方が、圧倒的に続けやすかったです。
もし自己分析が苦手なら、就活と切り離して「自分を知ること」自体を楽しめるか
どうかから見直してもいいかもしれません。
『メモの魔力』で覚えた型:事実 → 抽象化 → 転用
やり方はシンプルです。ノートを見開きで使います。
- 左ページ:問いに対する事実をひたすら書く。
「大学で頑張ったことは?」なら、そのときに起きた出来事や行動を、飾らず具体的に書き出します。 - 右ページ:縦に2つに分けます
- 左側は抽象欄:左ページの事実から見えてくる、共通点や気づきを書く(「自分はこういう場面でこう考える人間だ」というパターン)
- 右側は具体欄:その抽象を、これからどう行動に転用するかを書く
この「事実→抽象化→転用」の型が、『メモの魔力』の核でした。
ポイントは、きれいな成功体験を探すのではなく、
コンプレックスも含めた事実をそのまま書くことです。
中高時代のコンプレックスや、大学で「周りと同じままでは嫌だ」
と感じた焦りも、全部この左ページに書きました。
効果:書きやすくなり、ストーリーになった
この型でノートを埋めていくと、書きやすさが変わりました。
自己PRとガクチカが、バラバラの話ではなく、
1本の筋が通ったストーリーとしてつながるようになったんです。
コンプレックスという事実 → そこから見えた自分の傾向という抽象 → 就活でどう動いたかという
転用。この流れがあるので、面接官にどこを深掘りされても、同じ筋の中で答えられます。
深掘りに一番効いたのは「志望動機」だった
自己分析の効果を一番実感したのは、志望動機を聞かれたときです。
「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」という質問に対して、
企業の特徴と、自分の志望動機がどうつながるかを、その場で組み立てて答えられました。
丸暗記した志望動機は「なぜこの会社なんですか、他社でもいいのでは」と聞かれた瞬間に崩れます。でも、自分の中の抽象(自分がどういう人間で、何を大事にしているか)から逆算して志望動機を組み立てていたので、企業ごとの違いを自分の言葉で説明できたんです。
面接で「働く意味について教えてください」という想定外の質問に詰まった話を別記事で書きましたが、あれは自己分析の掘り方が浅かった部分でした。
逆に、志望動機のように深く掘れていた部分は、
どれだけ質問を変えられても答えに詰まりませんでした。
これから自己分析する人へ
- 完璧な長所を探さなくていい。コンプレックスや失敗こそ、掘る価値がある
- ノート1冊で十分。高い自己分析ツールは必要ない
- 「事実→抽象化→転用」の型に沿って書くと、バラバラの経験が1本のストーリーになる
- 深く掘れた部分は、どんな角度で聞かれても崩れない
面接で実際に何を聞かれ、
どう対策したかは、面接が苦手だった私が内定10社になるまでにやった練習の全部で
詳しく書いています。




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